地域の方々の協力をあおぎながら

”ぼちぼちゆっくり”

やっていきたいと思います。

近年、社会福祉に対する関心が急速に高まり、自治体や民間で様々な福祉サービスが検討・実施されています。しかし、一人一人、個別の障害を抱える人々にとって本当に満足のいくサービスはなかなか受けにくいという現状があります。

また、一方で高度経済成長を果たし、物が豊かに溢れかえるこの国で自殺者が年間3万人を超え、誰もが多くのストレスを抱え、心の病を発症する一歩手前にあるという状況にもあります。このような時代の中の流れの中で、「障がい者」「高齢者」「健常者」という枠を超えた「ひと」としてのつながりを持ち、自然や芸術に触れることにより、やすらぎ・生きがい・充足感を感じてもらえる『心のリハビリテーション』が必要ではないかと考えます。と同時に職業訓練や仲間との共同作業を行いながら「人間にとっていちばん大事なものは何なのか？」みんなで模索しながら、一人ひとりが精神的にも社会的にも真に自立していけるような”空間（スペース）”としての事業所を創っていきたいと考えます。